We 命尽きるまで - 作品紹介



あの闘士たちが再び動いた!叫んだ!語った!燃え尽きぬ思いを胸に…
『憲法9条改憲阻止』の一念で、党派を越えて再結集した全学連・全共闘世代の熱き闘いの記録!

 「9条改憲反対!」「子どもたちを戦争に行かせるな!」
 2007年6月15日、東京・日比谷野外音楽堂に響きわたった1200人のシュプレヒコール。
 それは、奇跡の集会だった。全学連・全共闘・学生運動OBたち―かつてのあの闘士たちが、『憲法9条改憲阻止』の一念の下に、40年ぶりに党派を越えて一堂に会したのだ。
 一年前のこの日、『憲法改悪反対』『樺 美智子さん追悼』の小さな集会とデモを行った全学連OB数人の呼びかけによってこの奇跡は始まった。かつての闘士たちも今は60代、70代の老兵。多くは夢なかばにして、それぞれの社会生活を営んできたが、引退して年金暮らしとなり、再び解き放たれた。若い頃より遥かに自由だ。体力は落ちたが、まだまだ体は動く…残された人生、子どもや孫たちのために、そしてこの国の未来のためにもう一度、過去の反省を乗り越え、命尽きるまでこの身を費やし、自己実現をしたい―そんな思いを共にした老兵たちを中心に、2006年10月21日、『憲法9条改憲阻止!』をスローガンに、70年代以来途絶えていた『国際反戦デー』の復活が提唱され、銀座で170人のデモが敢行された。さらに『戦争ができる国』へと突き進んでいく政権に対し、抗議の実力闘争を呼びかける『全学連・全共闘・学生運動OB』の共同声明によって『9条改憲阻止の会』が、かつての党派性を乗り越えて、一個人としての意志と決意に基づく『全員個人参加』によって設立された。
 41人の賛同人には、塩見孝也、山本義隆、秋田明大、大口明彦の名前もあった。
 その老兵たちが第一波行動に選んだ戦術―それは国会前での『ハンガーストライキ、座り込み行動』。
 改憲準備法案である『国民投票法案』の強行採決が予想された2007年3月20日から5月2日まで、土・日・祝日を除く連続40日間の決行。初日には、寒空の中60人が参加した。空腹と体の不調に耐えながらも真剣に挑む老兵たち。
 皆の表情には悲愴感は全くなく、一個人として自由に自己実現することの喜びに満ち溢れていた。そこには懐かしい顔がどんどん集まってくる。塩見孝也、三上 治、成島忠夫、山本義隆…様々なあの闘士たちが続々と姿を見せた。
 4月21日『国民投票法案』が強行採決され、怒りや失望に打ちのめされるも再会、トラブルなど悲喜こもごもドラマを生み出しながら、世代を越えて徐々に輪が広がり全国から述べ1000人の老若男女の参加によって貫徹された。
 そしてその思いはあの6月15日の共同行動へと受け継がれる。47年前、60年安保闘争で東大生、樺 美智子さんが命を落としたその日。都内5ヶ所から『9条改憲反対リレーウォーク』で国会を目指し、南門で『樺 美智子さん追悼集会』。午後6時、全国各地から1200人が日比谷野音に集結した。様々な再会の中、壇上で熱く語る人々と集まった人々の思いが交わり、会場はひとつになっていく。そして熱気冷めやらぬまま、銀座を経由して東京駅までデモ行進。その誇らしげで堂々とした老若男女の大デモ行進は、道往く人々を巻き込み、膨らんでいった―
 火はそれぞれの内で、燃え続けていたのだ。今、燃え尽きぬその火が再び炎を上げ始めた。そして、命尽きるまで―


痛快!団塊・老年パワー炸裂!
同世代のこれからの生き方を示唆する貴重な記録かつ衝撃のドキュメンタリー!

 東映やハリウッドなどで活躍してきた藤山顕一郎監督は、この映画に登場する老兵たちと同様に元闘士であり、この運動に参加している当事者でもある。それ故に、かつてない真に迫るカメラアイで、老兵たちの内面に肉迫している。
 今、再び熱く闘う老兵たちは、死を間近に控えている人でさえ、皆生き生きと力強く、そして美しい。
 また、急速に広がっていく運動を追う中で、1960年代の闘いの記録映像を振り返りながら、それぞれの闘士たちのこれまでの生き様と今、支える家族、そして志なかばにして逝った多くの失った同士たちへの思いを描いている。
 それは、同じ時代を経てきた人々との生き方にも重なっていく―
 大定年時代、団塊以上の人々が再びこれからの生き方を模索している今、あの時代を知っている人、知らない人にも自分の生き方を問い直させる貴重な記録であり、衝撃のドキュメンタリーである。


伝説の幻の歌手、藤山 ジュンコが歌う挿入歌「WE SHALL OVER COME」

 監督の実妹である藤山ジュンコは、1971年にテレビアニメ化された「さすらいの太陽」で主人公、峰めぐみの声優と主題歌「心のうた」を歌い、今もアニメファンの間で伝説の幻の歌手として絶大な人気を誇っている。
 引退した彼女が30余年の沈黙を破り、再びこの映画で挿入歌「WE SHALL OVER COME」を歌っている。映画の老兵たちと同じ時代を生きて来た彼女が、そのいぶし銀の声で朗々と歌う歌は、映画に力強い魂を吹き込んでいる。


■企画協力9条改憲阻止の会
 
■企画 製作 構成藤山 顕一郎
 
■プロデューサー暮松 栄
 
■撮影藤山 顕一郎前田 健司
 暮松 栄石野 ゆう子
 皆川 学
 
■編集前田 健司暮松 栄
 
■音響効果渡辺 直子
 
■技術髙倉 寛司
 
■WE SHALL OVER COME藤山 ジュンコ
 
■語りKEN
 
■制作委員会江田 忠雄鈴木 迪夫
 塩見 孝也斉藤 政明
三上 治渕上 太郎
 下山 保正清 太一
 杉本健太郎 
 
■協力株式会社 ひだまり通信社
 株式会社 イメージユニオン
■企画製作株式会社 オパスセブン
■監督藤山 顕一郎
��
〒160-0004 東京都新宿区四谷4−23 第1富士川ビル3F
株式会社イメージユニオン気付「9条改憲阻止の会」We制作委員会